また日が変わってしまったが、気を取り直して、
本日(5/15)は午前中にお寺でご門徒の十三回忌法要をお勤めいたしました。会食時に施主様よりお勤めさせて頂いたお父さんが、第二次世界大戦中、海軍に配属され、「那珂」(なか)という軽巡洋艦に乗っていたが、「結核」になり船を降ろされた。その後、昭和十九年二月十七日にその艦はトラック島沖でアメリカ軍の航空母艦から飛んできた艦載機によって撃沈された。お父さんは当時二十四歳。もしも「結核」で船を降ろされていなければ 、我々がいまこうして生きていられたかどうか分からないというお話しを聞かせて頂きました。
お父さんはその「那珂」という軽巡洋艦の写真をお仏壇の中に大切にしまっておいたそうです。きっと戦死された仲間の事をいつも気に掛けられていたのでしょうね。
私達はそういう方々の犠牲があって、いま平和に生活させて頂いていることを決して忘れてはいけないと、あらためて考えさせていただいたことでありました。
午後からご門徒の自宅で同じく十三回忌法要をお勤めいたしましたが、こちらは本来、一月が祥月だったのですが、おまいりされる方々のご都合もあり、今月のお勤めになりました。よく、命日の前に勤めなければならないと世間では言われますが、私は、皆さんが集まれる日が「最良の日」と考えておりますし、命日の前に勤めなければならないという根拠のないことは浄土真宗的ではないと思います。現実に、遠い外国から今日来られたご親戚もいらっしゃって、本当に皆さんが集まれる日が、「最良の日」になりました。
お寺に戻り、嫁さんの叔父のお通夜に滝川市へ向かいました。
この度は家族うちうちでお勤めし、来週、親交のあった方々と「お別れの会」を催すことになっております。お通夜が終わり、嫁さんのお母さんが、どうしても今日中に実家に戻らなければならなく、妹の運転で、いま実家に向かって車を走らせています。無事に到着することを願いながらブログ更新中です。
明日は、親鸞聖人のご命日で、毎月の行事と朝からご門徒の皆様による清掃奉仕があります。お天気が良ければいいのですが・・・。ここのところまだ朝晩は寒い日が続いていますので、少し心配です。
午前一時を過ぎました。嫁さんの到着メールを待ちながら休みたいと思います。
それではおやすみなさい。。。。。