程良い

本日は、日が変わる前に更新出来ました。

今日は朝からお寺で、ご門徒の七回忌のご法事がありました。
七回忌の御法話で、必ず私がお話しすることがあります。
それは、私の実感として、はじめて三回忌から七回忌までの時間で、亡くなっ
た方のことを、ゆっくりと振り返ることが出来るということです。

ご往生されてから、葬儀、満中陰法要(四十九日のご法要)、毎月のご命日の
おまいり、そして一周忌、三回忌、たった二年の間にこれだけのご法要をお勤
めするんです。
そして、その二年間は各法要の準備や、お世話になった方々に失礼がなかっ
たかとか、その他に、いろいろな整理に終われて、ゆっくりと故人のことを振り
返ることは、なかなか出来ないのが現実だと思います。私にとっては、全くその
通りでありました。
三回忌のご法事を勤めたあとに、はじめて故人のことを振り返ることが出来た。
あの時、こう言ってくれたのは、そういう意味であったかとか、本当に三回忌から
七回忌までの間の四年間で、ゆっくりと振り返ることが出来たのです。

毎日毎日、亡くなって行かれた方々のことを思い、そして教えてくださった数々の
こと、その中でも私が頂いている命の深さをお示し下さったことを、意識しながら
生活をさせて頂くというのは本当に難しいことだと思います。
節目節目で頂戴するご法事の度に、故人を振り返り、大事なことに気づかされる、
本当に大切なご縁が「ご法事」というご縁だと考えます。
そう思ったときに、昔の人達は、本当に「ほどよいタイミング」というものを肌で感じ、
ご法事のご縁を頂いたんだろうなあと思うわけなんです。

というお話しをさせて頂きます。

ご法事の後で会食のお席につかせて頂いたときには、ほとんどの方が、「住職、さ
っきのお話しだけど、まったくその通りだったわ。」とニコニコしてお話しをして下さい
ます。
これがきっかけで、ご法事が身近なものになってくださることを願っています。
そしてもっともっと、亡くなっていかれた方々が、私のために「亡くなってからも大切
なことを教えて下さるご縁、はたらいて下さっているご縁を頂いているんだ」と感じて
頂きたいと願っています。

長くなりました。夜にはご門徒のお通夜がありました。
ご往生されたご主人は、後に残していく方々が困らないようにと、エンディングノート
にご自分の経歴や思い、そして葬儀はこうして欲しいと書き綴られておりました。
この度はそのご意志に添ってお勤めさせて頂きました。

明日は葬送の日となります。早めに休みます。

おやすみなさい。。。。。


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