ずいぶんとブログを放置してしまいました・・・。
毎日のようにチェックしてくださっている方々には、本当に申し訳なく思っておりました・・・。が、
昼間は毎日ドタバタの中で生活し、夜は夜で、あれもやってない、これもやってないと雑務に追われ、なかなかブログの更新が出来ずに、ズルズルとこうなってしまいました・・・。本当に情けないです・・・。スミマセン!!
しかし、気を取り直して書きます!!!
いろいろと思い出しながら行きますよー!
(なんせ、不器用なくせに完璧主義みたいなところがあって、まずここで、4月からここまでの大きな出来事をお伝えしなければ、次が書けないという思いを抱きつつこんな時期まできてしまいました・・・。)
さて、4月は、幼稚園の入園式まではお伝えしたのですが、末に義父の一周忌の法要があり、中旬からは、このご法事の準備に特化しておりました。
前々日の深夜から嫁さんの実家に入り、準備をしました。ちょっと驚いたのが、向こうは前日から遺族がお寺でお供えのおだんごを作ったり、掃除をしたり、仏様の前をお飾りしたり、私が子供の時にこちらで行っていた法事のまんまで、なんだか懐かしい思いの中で準備をさせていただきました。
準備をしている間に、いろんなことが思い出されましたね。
おだんご作り部隊のみなさん。
ばあちゃんの手際の良さにビックリ!さすが元お菓子屋さんです。
蒸かしただんごを重ねて、仏様の前にお飾りします。
その他にもあげものが沢山ありました。もーこれでもかっ!!って感じでした。
おまいりいただく方々からも、たくさんお供え物を頂戴しました。これもまた驚いたのですが、こちらは果物の缶詰とかが一般的です(これ自体も少なくなってきましたが)が、ソーメンやお米、日常使用する醤油とかマヨネーズとか、とにかく、大切な人が亡くなったから大変だろうという思いの中で、毎日、日々の生活の中で使用するものをお供え下さっていることに驚かされました。本当に「おかげさま」の日々を過ごされているのだなあと、あらためて感心させられました。
私の住む厚別も、昔は地域共同体でした。「おかげさま」「ありがとう」と、地域の人みんなで助け合いながらの生活がありましたが、都市化が進むにつれ、そういった大切な姿を見ることが少なくなってきました。
本当にこの度のご法事の準備中に、いろいろと大切なことに気づかされ、また大切なことを思い出させて頂いた、「大事な時間」になりました。
こんな感じで、お飾りさせていただきました。
この度の一周忌法要は、本命日にお勤めすることから、身内中心で執り行いました。
西迎寺御住職様御導師による一周忌法要
こちらは「投げ銭」といって、おまいりがはじまるとお賽銭が飛び交うんです!(投げ銭を一生懸命拾い集める娘の寧々)
法要後の会食のお膳です。さすがに海町ですので、豪華でした!
会食中に義父の生前の姿をビデオに編集してみなさんにご覧頂きました。
終了後、徒歩でお墓に向かいました。
(左の方はお寺さんではなく、義父の親友です。チ~ンとお鈴を叩いてくれました。)
法要後、疲れて眠ってしまった娘。おつかれさんだったね。
という感じで、4月は瞬く間に過ぎ去り、今度は5月です!!
5月に入ってもなかなか暖かくなりませんでしたね~・・・。桜の開花も例年より10日ほど遅かったような気がします。
ひそかに桜のスポットにならないかと期待しておりますが・・・取材には来てくれませんね・・・。
法務員のTくんにモデルになってもらいました(ホントは見合い写真として撮りました!?)
5月は、21日が浄土真宗の開祖親鸞聖人の御生誕をお祝いする「宗祖降誕会」と「初参式」という御法要を毎年、当寺仏教婦人会主催にて、幼稚園のこどもたちやお母さんをお誘いし、お寺と幼稚園をあげてお祝いさせていただいております!
しんらんさま(9歳の頃 童形のおすがた)
本堂内陣の親鸞聖人御影前のお飾り
参加者との記念集合写真
本堂内陣のお荘厳
「花あかり」という水に浮かべたお光りを参加者全員にお供えいただきます。
娘の寧々もお供えさせていただきました。
初参式受式者の御焼香
布教使には、今年で7度目のご縁をいただきました十勝組 光心寺住職 桃井信之師に御出講いただき、大変分かりやすく、婦人会のみなさん、そして幼稚園の保護者の皆さんに仏教の要を、難解な仏教用語をあまり使わずに紐解いて下さいました。来年もお越しいただけるお約束をさせていただきました。いまから楽しみですね。
御講師 桃井信之先生(十勝組 光心寺御住職)
5月は他に、会議で京都にも行きました。
毎日忙しくしておりまして、ゴールデンウイークも関係ない!、家族サービスもままならず!、嫁さんや娘にも可哀想な思いをさせておりましたので、意を決して、会議に併せて家族で関西に飛び、娘の大好きな、「アンパンマンミュージアム」(今年の4月に神戸にオープンしました)へ行ってきました!!
なんとなく顔がワクワクしてますね(関西空港に到着後すぐ)
まずはゲーセンでアンパンマンの背に乗り、得意気でした
次はメロンパンナちゃん!
フワフワ風船で遊び、
頑張ったけど、この玉には乗れませんでした・・・。
夜には、私が京都の下宿でお世話になっていたおばちゃん(京都の母)と居酒屋で・・・。
ずっとこのカウンターに座って遊んでました。エライでしょ?
翌日もまずは腕試しで、再びアンパンマンとメロンパンナちゃんの背に乗り、
いよいよ、待ちに待った、「アンパンマンミュージアム」へ!!
大好きなアンパンマンとのツーショット!
ゲームでモニターに映る自分の姿を見て、ドヤ顔してました・・・。
半日タップリ遊んで、帰りは、ソッコー眠りました・・・。定休日がないので、こういう時間は本当に貴重です。アンパンマン号に乗りたくて、こどもたちの長蛇の列に並ぶのも大変でしたが、良い経験になりました。また行こうね!
あっという間に帰る日となり、最後にご本山におまいりさせていただきました!
砂利の上を歩くのが楽しかったみたいです!
5月は、もう一つ大きなイベントがありました!
私と従兄弟で結成しているデュオグループ「アッチカ」とウクレレバンド「ALELE」さんとのジョイントライヴです。
豊平区にある「宮田屋レンガ館Cafe」にて行いました。こちらは音楽に大変ご理解のあるオーナーさんで、月に何度か、音楽イベントに開放して下さっております。
ちょっと変則的なステージでしたが、ご来場頂きました104名の皆さん、楽しんでくれたようです!!
最後にALELEさんと一緒に演奏しました。またやりたいですね!!
という感じで、5月もバタバタと過ごしました・・・。ずいぶん前のような気がしますね・・・。
6月に入っても、法務、雑務、会議、打合せとバタバタした生活は変わらず続いておりました。
6月に入り境内の木々も深ーい緑色に染まりました!
藤も咲き始め
境内の花々も色づき始めました!
そんな中、上旬に熊本県へ行って参りました!
この度は、去る平成23年、ご本山本願寺で開催されました、宗祖親鸞聖人750回大遠忌全国保育大会に於いて、御影堂を会場として開催されました、朗読劇「いのちのいろえんぴつ」をご覧になって下さった方のご尽力により、熊本教区上天草組の「親鸞聖人鑚仰会」にて、僧侶、門信徒の方々の前で上演させていただきました。
併せて、市の教育委員会・人権教育推進委員会主催にて人権講演会として上演させていただきました。一日2ステージは初めてだったので、結構疲れました・・・。が、皆さん大変喜んで下さって、遠くまで行って良かったなと、正直思いました。
終了後、すぐに撤収作業を行い、次の会場のある熊本市へ移動しました。
途中で寄ったところに「天草四郎」の大変大きな像があり、思わずパチリ。
翌日の準備を行い、食事をしてホテルに入ると、疲れていたのか、すぐに眠りにつきました。
熊本市では、熊本教区保育連盟の研修会にて、「いのちのいろえんぴつ」を上演いたしました。
若い先生たちにご覧になっていただき、大変良いご縁となりました。
夜に、お世話になった保育連盟の皆様との懇親会に参加させていただき、親睦を深めました。
帰りの飛行機からの空の眺めは最高でした。我々が飛び立った後から九州は天気がかなり悪くなったそうで、良いタイミングで帰れたなと、ホッといたしました。
6月18日には、一年前に往生された、母親の生家であります、赤平常照寺開基坊守の一周忌法要が、当寺総代役員さん、そして門徒さんとご一緒にお勤まりになりました。
本当に時間の経つのは早いもので、「もう一年経つのかと」従兄弟らと思い出を語りながら過ごしました。(カメラを忘れてしまい画がありません。)
6月はジューンブライドと言われるように、今年も後輩二人の結婚式に出席させていただきました。
実は、2週続けての婚礼となりましたので、日曜日の法事のお約束がなかなか難しく、バタバタ感タップリの週末でした・・・。
余興で「アッチカ」の歌をお贈りさせてもらいました!(この日は入場で雅楽も奏でさせていただきました。)
そしてそして、6月24日は娘の2回目の誕生日でした! ホントに早かったです!
アンパンマンが大好きで、他にトーマス、カーズと、男の子が好きなキャラクターが好きで、少しもじっとしていない・・・。
嫁さんは「私の子供の頃と違う」、私も「俺はもっとおとなしい子供だった」とお互いに責任を回避しておりますが・・・
とにかくとにかく健康で、健やかに成長してくれていること、本当に有り難いなあといただいております。
これからもっともっと新しいことを経験したり、いろんな人に出遇っていくと思いますが、気取らず、娘らしく育ってくれることを願っています!
かなり仕草も大人びてきました!
本当におめでとう!! これからも素敵な思い出を作って行こうね!
さて、6月の最後に、叔父である北区篠路浄土寺様の「寺号公称25周年記念 寺基移転・本堂・納骨堂・庫裡新築落成慶讃法要」が厳修されました。
この度は、二十四軒の大念寺副住職様、平岸の大乗寺御住職様と一緒に法要の取り仕切り役(会係 えがかりと読みます)を勤めさせて頂きました。
年が明けてから、準備を始め、当日使用する経本の作製や会場作り、本堂内陣のお飾り、他様々な業務をさせていただき、法要当日を迎えました。法要の二日前くらいからは、うちへ戻っるのが深夜となり、戻ってからもさらに仕事をするという、かなりタイトなスケジュールでした・・・。
当日使用するために作製したお経の本です。
新築となった浄土寺本堂伽藍(洋館を彷彿させる近代的な外観です。)
前日の本堂の状態です。(大体、会場として出来上がったところです)
当日お供えをしたお供物です(左から昆布・お菓子・果物・落雁)他に紅白餅をお供えしました。
お飾りも済み、会場として出来上がった本堂内陣の状態です。
慶讃法要
二百名を超える方々に御参詣いただき、賑々しくお勤めさせていただきました!
記念祝賀会(ガトーキングダムサッポロ)
祝賀会もたくさんのご出席を賜りました。
またまた「アッチカ」も歌をお贈りし、お祝いさせていただきました!
最後は法要実行委員会の皆様全員でステージに上がり、「手をたたこう」を合唱しました!
この度のご縁に、山号を「誓照山」と定められました。「誓」は叔父の父である常照寺開基住職 佐々木重誓師から、「照」は生家である常照寺から、それぞれ一字ずついただき決められたそうです。
昭和六十二年に開教の鍬を篠路の地におろし、当初は、生家である常照寺の離郷門徒14軒からのスタートでありました。
ちょっと辛らつな言い方になりますが、都市開教をするには、同時に多額の借金を抱えることになります。人間ですから早くその借金を返済したいわけで、多くは葬儀業者さんと仲良くなって、紹介料を支払いながら、早く借金を返すというパターンが普通なのかもしれませんが、
叔父は、近所への地道なビラ配りから始められました。
法要の準備をしている間にこんなことがありました。
近所のおばあちゃんが亡くなって、おまいりに来て欲しいと連絡があったそうです。そこのお宅とは全く縁がなく、どうやってお寺を知ったのかなと考えながらおまいりに向かったそうです。
臨終勤行(枕経)を勤め終わると、そこの家族の方から、ボロボロになった開教当寺に配ったビラを渡されたそうです。亡くなったおばあちゃんが大切に大切に保管して下さっていたそうです。
開教から二十五年、誠実に取り組むと、こんな嬉しいことがあるんですね。
そこの家族にとってはおばあちゃんが亡くなるという悲しいご縁ですが、おばあちゃんによってお寺とのご縁が出来た。
仏法(仏様の教え)に出遇うご縁を、その一枚のビラを大切に保管されていたおばあちゃんのおかげによって恵まれた。しかも二十五年という月日を経て・・・。
「すごい話しだね。」と、素っ気なくしか答えられませんでしたが、正直、話を聞いて涙腺が緩み、危なくウルウルになりそうでした。
いつも冗談ばっかり言っている叔父ですが、とっても真っ直ぐで、リスペクトしております。(もちろん出来ないところもありますが)
篠路の地で門信徒の皆様と手を取り合い、これからも念仏弘通の為にご精進いただきたいと願うばかりです。
まずは本当におめでとうございました!!!
さて、実はこのブログ、二日がかりで書いてるんですよ・・・。
7月に入っても、相変わらずバタバタで、3日、4日の両日に、丘珠高恩寺様の報恩講と親鸞聖人750回大遠忌・第4世住職継職法要に出勤し、4日、5日の両日、ご門徒のお葬儀をお勤めし、5日、6日の両日は、幼稚園の「お泊まり会」がありました。
5日は毎月の常例法座もありましたので、なんだか振り返ってみると、凄いスケジュールだなと・・・。
他に毎日の法務、保育連盟の会議、業者さんとの打合せ等々・・・。大丈夫か俺???って感じで毎日何とかやっています。
本日は特に土曜日ということで、ご法事がたくさんありまして、なんとか合間合間にこのブログを書きました。
これからも頑張って続けようと思いますが、7月中に寺報の作製や8月のお盆まいりのご案内作り等々、やらなきゃならないことが目白押し!
24日には父の十三回忌法要をお勤めしますし、・・・
う~ん・・・なんとか頑張って更新しますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
それではまた!
長~いブログ、お読み頂き、有難うございました!!